世界遺産検定試験の概要と合格率 | 独学・通信講座で資格取得できる?

2006年から実施されるようになったこの資格は、小学生から90代の人まで幅広い受験者層が大きな特徴。

2014年には文部科学省の後援事業となり国家資格のような色合いが強くなっているといっても過言ではないだろう。

すでに累計20万人以上が受験し10万人以上が認定されているこの世界遺産検定は世界遺産について知識と理解を深め、学んだことを社会に還元することを目指した検定試験である。

実生活において知見が広がるだけでなく、旅行業界での高い評価や大学のAO入試などで利用されるなど人気の高い資格試験となっている。

→世界遺産検定試験のおすすめ通信講座はこちら

目次

資格の種類

民間資格

世界遺産検定試験の受験資格

【4・3・2級】誰でも受験可能
【1級】
・2級認定者
・2007年までの等級であるシルバー認定者
【マイスター】
・1級認定者
・2008年までの等級であるプラチナ認定者

世界遺産検定試験の受験料

【4級】3,000円 【3級】4,500円 【2級】5,500円
【1級】9,700円 【マイスター】19,000円
【4・3級併願】7,300円 【3・2級併願】9,500円(各税込)

申込期間

11月下旬~翌年1月上旬 6月中旬~7月下旬
3月中旬~5月下旬 8月下旬~11月上旬

申込方法

インターネット、郵便局

世界遺産検定試験の受験申込・問い合わせ先

世界遺産検定事務局
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
TEL0120-804-302 (平日10:00~17:00) URL=https://www.sekaken.jp/

試験日程

2月中旬 7月上旬 9月上旬 12月中旬(回により実施しない級あり)

※試験日程は変更になる場合があります

試験地

札幌、仙台、水戸、宇都宮、高崎、さいたま、千葉、柏、東京、横浜、新潟、金沢、松本、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡、熊本、沖縄ほか(回、級により実施しない会場あり)

世界遺産検定試験の試験科目

【4級】初めての受験者が対象
マークシート形式、50問、50分(100点満点中、60点以上で認定)
【3級】
初めての受験者が対象
マークシート形式、50問、50分(100点満点中、60点以上で認定)
【2級】
世界遺産や地歴の知識に自信のある受験者が対象
マークシート形式、60問、60分(100点満点中、60点以上で認定)
【1級】
世界遺産の知識を極めたい受験者が対象
マークシート形式、90問、90分(200点満点中、140点以上で認定)
【マイスター】
世界遺産の知識を極め、自らの見解をもち、啓発活動や保全活動に取り組みたい受験者が対象
論述式、3題、120分(20点満点中、12点以上で認定)

世界遺産検定試験の合格率

【4級】4,215人、86.1% 【3級】12,647人、76.7%
【2級】10,697人、58.5% 【1級】1,946人、20.3%
【マイスター】72人、41.7%

世界遺産検定試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

旅行業界や観光業界に従事している人や、これから従事しようと考えている人にはもちろん役立つ資格となっている。

また、仕事だけでなく少しでも旅行や観光などが好きな人にとっても世界遺産はスポットとして外せない話題になるため興味のある人はこの資格を取得することによってさらに知見を深めることができる。

資格取得にかかる費用・期間

数週間~3ヶ月ほどで月額980~1480円程度。

資格取得後に有利な業界

世界遺産は旅行や観光に直接結びつくため、環境業界や旅行業界に就職する際や社内でのキャリアアップに有利となる。

次に取得すべきおすすめの資格

ニュース時事能力検定などを取得して、職場やプライベートでも話題をさらに広げられるようになりたいところ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

3級から履歴書に書けるようになるため、まずは楽しみながら勉強しよう。

4級はさすがに簡単すぎるので、3級から入っていき合格または合格レベルになった頃に2級以上を受験するのが無理のない勉強方法。

試験はマークシート形式なので、問題集とテキストを繰り返し解くことが合格の近道となる。

独学での合格は可能か

1級まではマークシートのみの出題形式だが、マイスターともなると論述式となっているため通信講座などを利用するのがおススメ。

4級を受験する場合はさすがに独学で良いだろうが、3級以上なら安価な通信講座を利用することを考えた方が良いだろう。

3級の通信講座は比較的楽しみながら学習できるものとなっている。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めましょう。

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