精神保健福祉士試験の概要と合格率 | 独学や通信講座で資格取得は無理?

精神保健福祉士は、精神障害者の支援を行うのが主な仕事で専門性が高く「ケアのスペシャリスト」として認知されている。

専門的知識と技能を持ち、相談や指導業務などを行うことで人々の社会復帰をの大きな助けとなり、やりがいのある仕事として人気が高い。

ストレスを抱える人が多い現代社会の中で重要な役割を担っている業務と言える。

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目次

資格の種類

国家資格

精神保健福祉士試験の受験資格

①保健福祉系の4年制大学で指定科目を修めて卒業した者
②保健福祉系の2年制(または3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(または1年以上)相談援助の業務に従事した者
③精神保健福祉士短期養成施設(6か月以上)を卒業した者
④精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業した者

精神保健福祉士試験の受験料

17610円

申込期間

9月上旬~10月上旬

申込方法

郵送

精神保健福祉士試験の受験申込・問い合わせ先

公益社団法人 社会福祉振興・試験センター
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-5-6
TEL03(3486)7559(試験案内専用) URL=https://www.sssc.or.jp/

試験日程

2月上旬の2日間
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡

精神保健福祉士試験の試験科目

①人体の構造と機能及び疾病
②心理学理論と心理的支援
③社会理論と社会システム
④現代社会と福祉
⑤地域福祉の理論と方法
⑥福祉行財政と福祉計画
⑦社会保障
⑧障害者に対する支援と障害者自立支援制度
⑨低所得者に対する支援と生活保護制度
⑩保健医療サービス
⑪権利擁護と成年後見制度
⑫精神疾患とその治療
⑬精神保健の課題と支援
⑭精神保健福祉相談援助の基盤
⑮精神保健福祉の理論と相談援助の展開
⑯精神保健福祉に関する制度とサービス
⑰精神障害者の生活支援システム
※社会福祉士が精神保健福祉士試験を受験する場合、申請により、上記科目のうち①~⑪が免除される
※精神保健福祉士試験と社会福祉士試験の同時受験が可能である

精神保健福祉士試験の合格率

62.7%

精神保健福祉士試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

近年の精神医療は、精神科医だけでなくソーシャルワーカーである精神保健福祉士のサポートが欠かせなくなっている。

そのため、医療現場で精神保健福祉士の需要が高くなっており精神科医との連携が求められるようになっている。

合格までの期間は学校も含めると短期間で取得できるものではないが、社会への貢献度や収入・やりがいなども考慮に入れると充実度の高い資格である。

資格取得にかかる費用・期間

約9か月で3万円~9万円が目安

資格取得後に有利な業界

精神科病院や精神医療サービスを提供している施設などで大きく需要があり、医療業界全体でもストレスケアを主な業務とする精神保健福祉士の評価は高い

次に取得すべきおすすめの資格

業務領域に幅を広げるなら、福祉関係の資格を取得するのがおすすめ。

精神・ストレスケアに特化したいならメンタルヘルスマネジメント検定を狙うのもよい。

おすすめ勉強法・学習のポイント

通信講座などのテキストや問題集を中心にやり込むことで、良質の問題や解説に触れることができるのでおススメ。

すぐ簡単に合格できる試験ではないため、自分で問題集やテキストなどを選ぶよりはすでにノウハウのある通信講座などを利用するとよい。

独学での合格は可能か

養成施設・大学や短大で学ぶ必要があるが、学校の授業だけで試験にチャレンジするのは少し心もとない。

学校は単位を取得して受験資格を得るためのものだと割り切って、試験対策は予備校などの通信講座でしっかりと対策していくのがよいだろう。

ダブルスクールなども視野に入れる必要があるため、通うタイプの講座よりは通信の方がおススメ。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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