リテールマーケティング(販売士)検定試験の概要と合格率 | 独学や通信講座で資格取得できるのか?

マーケティング知識を活かし、販売に関わる様々な工程の質を向上させるのが販売士の仕事。

販売企画だけでなく、現場での接客や在庫管理など幅広い業務に関わるため専門性と汎用性が高く学んだ知識を活かしやすい。

小売業や流通業はもちろんだが、顧客満足度や生産性を広く向上させる重要な役割を持っているためどの業界でも通用する知識が身につく。

流通業界唯一の公的資格であるため、業界においての認知度はかなり高く手当や昇給につながりやすいという取得メリットもある。

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目次

資格の種類

公的資格

リテールマーケティング(販売士)検定試験の受験資格

誰でも受験可能

リテールマーケティング(販売士)検定試験の受験料

【3級】4200円
【2級】5770円
【1級】7850円(各税込み)

申込期間

試験日の2か月~1か月前(各地の商工会議所によって申込期間が異なる)

申込方法

インターネット・郵送

リテールマーケティング(販売士)検定試験の受験申込・問い合わせ先

商工会議所
URL=https://www.kentei.ne.jp/(検定ホームページ)

試験日程

【3級】7月中旬 翌年2月中旬
【2級】7月中旬 翌年2月中旬
【1級】翌年2月中旬

※試験日程は変更になる場合があります

試験地

全国各地の商工会議所が指定する場所

リテールマーケティング(販売士)検定試験の試験科目

【3級~1級】
①小売業の類型
②マーチャンダイジング
③ストアオペレーション
④マーケティング
⑤販売・経営管理

各級のレベルは以下のとおり
【3級】マーケティングの基本的な考え方や流通・小売業で必要な基礎知識・技術を理解している
【2級】マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけている
【1級】経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案、財務予測などの経営管理についての適切な判断ができる

リテールマーケティング(販売士)検定試験の合格率

【3級】19132人、61.0%
【2級】11559人、56.5%
【1級】1215人、24.3%

リテールマーケティング(販売士)検定試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

流通業界での評価は非常に高く、人事考課上のポイントとして加算している企業も多い。

そのため、学んだ知識が活かせるだけでなくキャリアアップとして社内や業界内でアピールする効果は高い。

また、キャリアアップだけでなく就職においてもプラスポイントになりやすいため有用性の高い資格である。

資格取得にかかる費用・期間

3ヶ月~6か月で20000円~30000円程度が目安

資格取得後に有利な業界

小売業や卸売業などの流通業界で大きく有利となるが、サービス業や製造業など幅広い業界でも役立つ資格となる。

また、経営コンサルティングに携わる人はこの資格を取得しておくと付加価値の提供においてより深みが増す。

販売が関わらない業界はほとんどないと言えるため、直接販売をしない企業でも学んだ知識が活かせる資格ともいえる。

次に取得すべきおすすめの資格

知識やスキルをさらに高めることが目的であれば中小企業診断士が上位資格に位置する

おすすめ勉強法・学習のポイント

選択式がメインであるが、正誤問題にひっかからないように日頃から問題に対して根拠を持って解答できる習慣をつけておきたい。

問題演習を中心に学習を進めていくことで合格に近づくが本質を理解するためテキストの読み込みも怠らないようにしておきたい。

独学での合格は可能か

3級は独学でも十分可能だが、2級と1級はより専門的な理解が必要になるため重要なポイントを見極めて学習できる環境が欲しいところ。

講座を利用することで、最短で合格しやすくなるため時間のない人はおすすめ。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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