ネイリストのレベルを認定する試験として人気が高い資格。
国際的に通用する実力を持っているかどうかを、独自のマスター基準によって実施される。
3級~1級まであるが1級合格者はトップクラスのネイリストとして認定されスキルの高さを証明することができる。
ネイリストとしての実力やスキルを図る試験としてはかなり人気であるため、業界からの認知度は高く独立開業も比較的しやすい資格でもあるため狙ってみる価値は大いにある。
資格の種類
民間資格
ネイリスト技能検定試験の受験資格
【3級】義務教育修了者
【2級】3級資格取得者
【1級】2級資格取得者
ネイリスト技能検定試験の受験料
【3級】6600円 【2級】8800円 【1級】11000円
申込方法
インターネット・郵便局
ネイリスト技能検定試験の受験申込・問い合わせ先
公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-3 赤坂東急ビル7F
TEL03(3519)6830 URL=http://www.nail-kentei.or.jp/
試験日程
【3・2級】4月 7月 10月 翌年1月 【1級】4月 10月
※試験日程は変更になる場合があります
試験地
【3・2・1級】札幌、盛岡、仙台、東京、名古屋、新潟、金沢、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
※3級は全国の登録試験会場でも実施
ネイリスト技能検定試験の試験科目
【3級】〈事前審査〉10分
①テーブルセッティング&消毒管理 ②モデル爪の状態
〈実技〉70分 ①ネイルケア(両手10本) ②カラーリング(両手10本)
③ネイルアート(右手中指)
〈筆記〉30分 ①衛生と消毒 ②爪の構造(皮膚科学)
③爪の病気とトラブル(爪の整理解剖学) ④ネイルケアの手順 ほか
【2級】〈事前審査〉【3級】と同じ
〈実技〉前半35分、後半55分
①ネイルケア(両手10本) ②チップ&ラップ ③カラーリング ④ネイルアート
〈筆記〉35分 ①~④【3級】の①~④と同じ
⑤リペアの種類およびチップ&ラップの手順 ⑥その他実践的施術全般
⑦プロフェッショナリズム ⑧ネイルの歴史 ほか
【1級】〈事前審査〉【3級】と同じ、チップの状態
〈実技〉150分
①ネイルイクステンション:スカルプチュアネイル、チップ&オーバーレイ
②ネイルアート:ミックスメディアアート
〈筆記〉40分
①~④【3級】の①~④と同じ
⑤化粧品学(材料、内容成分、効果等)
⑥イクステンションの手順
⑦その他実践的施術全般
⑧プロフェッショナリズム
⑨ネイルの歴史 ほか
ネイリスト技能検定試験の合格率
50.9%(2級の場合)
ネイリスト技能検定試験対策の通信講座
あり
この資格をとるメリット
ネイリストとしての就職に大きなメリットのある資格。
特に、1級に合格をすれば一流のネイリストとして就職がしやすいのはもちろんとしてネイルサロンの開業をすることも可能。
1級取得者は、業界で広く認知されるため資格取得を極める価値は大きい。
資格取得にかかる費用・期間
約4か月で約80000円(2級の場合)
資格取得後に有利な業界
ネイリストとして就職をする際に有利となるだけでなく、自分でネイルサロンを開業するにも大変有利となる
次に取得すべきおすすめの資格
3級からステップアップし、最終的には1級を目指すのが最もメリットは大きい。
おすすめ勉強法・学習のポイント
筆記だけの試験ではないため、常に実技を想定した上で学習を進めるのが良い。
未経験の人はもちろんのこと、実技を経験した人でもそのまま合格することは難しいためしっかりと対策をした上で試験に臨むことをおススメする。
独学での合格は可能か
筆記と実技から構成される試験のため、2級以上からは独学では厳しいと言える。
1級はかなりの難関であり、2級でも十分に難易度の高い試験でもあるので通学や通信講座などを利用していつでも学べる環境を整えておくと試験特有の対策がしやすい。
独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。
その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。
合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。
まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。