企業で働く人々の心の健康管理について体系的に学ぶ資格。
人事・労務管理者向けのⅠ種、管理職向けのⅡ種、一般社員向けのⅢ種と役割別に分かれており役割毎にメンタルヘルスケアを効率に学ぶことができる。
昨今では、職場環境で感じるストレスが増大している状況もありストレスに対処するための一定の知識を保有していることが重要視される。
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資格の種類
公的資格
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の受験資格
誰でも受験可能
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の受験料
【Ⅲ種】4,000円
【Ⅱ種】6,000円
【Ⅰ種】10,000円
申込期間
8月下~9月下旬、翌年1月上旬~2月上旬
申込方法
インターネット・コンビニ
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の受験申込・問い合わせ先
メンタルヘルス・マネジメント検定試験センター
TEL06(6944)6141(土・日・祝休日・年末年始を除く、10:00~17:00)
URL=https://www.mental-health.ne.jp
試験日程
【Ⅲ・Ⅱ種】11月上旬の日曜日 翌年3月中旬の日曜日
【Ⅰ種】11月上旬の日曜日
※試験日程は変更になる場合があります
試験地
札幌、仙台、新潟、さいたま、千葉、東京、横浜、浜松、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高島、福岡
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の試験科目
【Ⅲ種・セルフケアコース】一般社員対象
①メンタルヘルスケアの意義
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③セルフケアの重要性
④ストレスへの気づき方 ほか
【Ⅱ種・ラインケアコース】管理監督者(管理職)対象
①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③職場環境等の評価および改善の方法
④個々の労働者への配慮
⑤労働者からの相談への対応 ほか
【Ⅰ種・マスターコース】人事労務管理スタッフ、経営幹部対象
①企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
②メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
③ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
④人事労務管理スタッフに求められる能力
⑤メンタルヘルスケアに関する方針と計画
⑥産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
⑦相談体制の確立
⑧教育研修 ほか
※Ⅰ種とⅡ種、Ⅱ種とⅢ種を同日に受験可(ただし、3月施工試験はⅡ種とⅢ種のみ実施)
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の合格率
【Ⅲ種】10228人、82.6%
【Ⅱ種】21767人、56.3%
【Ⅰ種】2077人、20.2%
メンタルヘルス・マネジメント検定試験対策の通信講座
あり
この資格をとるメリット
会社全体のストレス度の緩和や部下のメンタルケアなどを学ぶ術が増えることによって、労災の発生や民事訴訟などを防ぐことにもつながる。
また、心地よい職場環境を形成することができ生産性のアップも期待できる。
メンタルヘルスが重要視される現代では企業で働く人々それぞれが一定の知識を持っていることを期待される。
資格取得にかかる費用・期間
約3ヶ月で約40000円が目安
資格取得後に有利な業界
メンタルヘルスケアの知識はどの業界においても必要とされるため有利となる。
次に取得すべきおすすめの資格
人事・労務関係の業務に携わっているならば社会保険労務士がおすすめ。
おすすめ勉強法・学習のポイント
テキストを理解しながら学習を進めていき、読み込みが一通り終わったら過去問などの問題集に取り組むのが良い。
応用的な問題も出題されるため、受験対策や通信講座などを利用して万全な対策をとる事をおすすめする。
独学での合格は可能か
公式テキストを読み込むことである程度の理解は得られるが、応用問題が出題されると独学での対応が難しい部分も出てくる。
通信講座の場合、公式テキストとリンクした内容で効率の良い勉強ができる教材が作成される傾向が強いため合格にかかる時間を短縮しやすい。
独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。
その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。
合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。
まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。