皇宮護衛官試験の概要と合格率 | 独学・通信講座で資格取得は可能?

皇宮護衛官は、皇室関係者の護衛と警備にのみ特化した崇高な職業。

天皇皇后両陛下や皇室の方々、皇居や御所などを守るのが職務であり、合格率は低いが日本国の重要な人物を護衛に常に従事するためやりがいと貢献度は抜群に高い。

採用されると、最初は皇宮警察学校にて一定期間の専門訓練を積んでから配属される。

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目次

資格の種類

国家資格

皇宮護衛官試験の受験資格

試験実施年4月1日現在、次のいずれかに該当する者
【大卒程度試験】
①21歳以上30歳未満の者
②21歳未満で、大学を卒業した者および試験年度3月までに卒業見込みの者、並びに人事院がこれらと同等の資格があると認める者
③21歳未満で、短大または高等専門学校を卒業した者および試験年度3月までに卒業見込みの者、並びに人事院がこれらと同等の資格があると認める者

【高卒程度試験】
①高校または中等教育学校を卒業した日から起算して5年を経過していない者、および試験年度3月までに卒業見込みの者
②人事院が①と同等の資格があると認める者
※年度により、40歳未満の者が対象の【社会人試験】も行われる

皇宮護衛官試験の受験料

無料

申込方法

郵送

皇宮護衛官試験の受験申込・問い合わせ先

人事院各地方事務局または皇宮警察本部警務課人事第二係
〒100-0001 東京都千代田区千代田1-3
TEL03(3217)1516 URL=https://www.npa.go.jp/kougu/

試験日程

【大卒程度試験】〈1次〉6月上旬 〈2次〉7月中旬~下旬
【高卒程度試験】〈1次〉9月下旬 〈2次〉11月下旬
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

全国主要都市(5会場)

皇宮護衛官試験の試験科目

【大卒程度試験】
〈1次〉
①基礎能力試験(多肢選択式):40題、2時間20分
公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)について
②課題論文試験:2題、3時間
時事的な問題に関するもの、具体的な事例課題により皇宮護衛官として必要な判断力・思考力を問うもの

〈2次〉
①人物試験:人柄、対人的能力などについての個別面接(参考として性格検査を実施)
②身体検査:主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査
③身体測定:身長、体重、視力、色覚についての測定
④体力検査:上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳びによる身体の筋持久力などについての検査

【高卒程度試験】
〈1次〉
①基礎能力試験(多肢選択式):40題、1時間30分
②作文試験:1題、50分。文章による表現力、課題に対する理解力などについて
〈2次〉
大卒程度に同じ

皇宮護衛官試験の合格率

4.9%

皇宮護衛官試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

公務員として安定した収入や職務につけるだけでなく、何より「皇室を守っている」という日本国において最重要任務のうちの一つを担っていることでやりがいを感じることができる。

強さだけでなく、周りへの気配りなども求められる仕事のため人間・社会人として大きく成長できさらなるキャリアアップも期待できるところが強み。

資格取得にかかる費用・期間

4か月~12か月で66000円~

資格取得後に有利な業界

皇室任務につくことが前提の試験であるため、合格後は皇室警備や護衛の業務への扉が開かれる。

この仕事で数年の経験を積めば、業界問わず多くの民間企業で需要が大きく見込まれるためキャリアの幅が広がる点で有利となる。

おすすめ勉強法・学習のポイント

選択式、論文式、面接など試験科目の幅が広いことから、幅広く弱点をなくしていくような勉強方法が求められる。

通信講座を利用するなりして、どの形式で問われても答えられるようにしっかりと理解しながら学習していきたい。

独学での合格は可能か

合格率の低さと競争率の高さから、予備校利用などを前提とした方が遥かによい。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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