危険物取扱者試験の概要及び合格率 | 独学・通信講座で資格は取得できるのか

危険物取扱者は燃料や薬品、化学工場などリスク管理が最優先となる業界で大きく必要とされる資格。

資格手当などが非常につきやすく、製造や貯蔵などの現場でキャリアアップしたり待遇を向上させるために取得するメリットが大きい。

石油や金属粉など危険物の取扱いは需要が少なくなることが考えにくいため、資格取得をすれば市場価値は大きく上がりやすい。

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目次

資格の種類

国家資格

危険物取扱者試験の受験資格

【丙種・乙種】誰でも受験できる
【甲種】
①大学、短大・高専、専修学校などで化学に関する学科、課程を修めて卒業した者、またはこれに準ずる学力を有すると認められる者
②乙種危険物取扱者免状の交付を受けたあと、危険物製造所などにおいて2年以上の危険物取り扱いの実務経験を有する者
③次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者
(ア)1類または6類 (イ)2類または4類 (ウ)3類 (エ)5類

危険物取扱者試験の受験料

【丙種】3600円
【乙種】4500円
【甲種】6500円

申込方法

各都道府県によって異なる。東京都の場合、下記の問い合わせ先へ郵送するか、直接持参する(一部の試験は、インターネットでの申し込み可)

危険物取扱者試験の受験申込・問い合わせ先

一般財団法人 消防試験研究センター各支部 東京都の場合:中央試験センター
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-13-20
TEL03(3460)7798 URL=https://www.shoubo-shiken.or.jp/

試験日程

都道府県および試験区分によって異なる
東京都の場合、受験希望者が最も多い乙種第4類は月3回程度実施。丙種と、第4類以外の乙種および甲種は2か月に1回程度実施

試験地

各都道府県

危険物取扱者試験の試験科目

【丙種】以下の3分野についての4肢択一式筆記試験
①危険物に関する法令
②燃焼および消火に関する基礎知識
③危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法

【乙種】6類に分かれ、以下の3分野についての5肢択一式筆記試験
①危険物に関する法令
②基礎的な物理学および基礎的な化学
③危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法

【甲種】以下の3分野についての5肢択一式筆記試験
①危険物に関する法令
②物理学および化学
③危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法
※乙種(1~6種)のいずれかの類の免状を有する者は、ほかの類を受験する場合、上記乙種試験の①②の科目が免除される

危険物取扱者試験の合格率

44.9%

危険物取扱者試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

危険物を取り扱う資格では社会的な評価も高く人気のため、企業からの評価は高い。

危険物を取り扱うという観点からか、資格取得手当がつくところが多いのがメリット。

資格取得にかかる費用・期間

3ヶ月で約20000円~40000円

資格取得後に有利な業界

ガソリンを取り扱う企業やガソリンスタンド、タンクローリーなどの危険物を扱う車両など多くの業界で有利となる。

人気の乙種4類の合格者に対する求人が多いので、就職や転職の幅が広がる。

次に取得すべきおすすめの資格

乙種からより上位の甲種を堅実に取得していくのが一番おすすめ。

また、他の資格であれば消防設備士も危険物取扱者と相乗効果が期待できるため余裕があれば取得しておきたいところ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

テキストを一通り読み終えたら過去問題集を3~4周させるオーソドックスな勉強方法が良い。

乙種4類からの合格を目指して勉強し、より難関の類に取り組んでいくという勉強がおすすめ。

独学での合格は可能か

丙種は簡単に合格できる試験ではあるが、乙種からは人によって難易度の感じ方が分かれやすい。

甲種になるとかなり難易度が高めなため、通信講座などサポートが受けられる環境で学習を進めると確実。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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