家電製品アドバイザー試験の概要・合格率 | 独学・通信講座で資格取得は無理?

家電製品アドバイザーの役割は、主にお客様の家電製品購入・使用に関してサポートをすること。

お客様に対しての商品選択のアドバイス、使用方法などの注意点、設置や接続の案内、故障の判断、修理の手配など総合的な家電の知識を学ぶ。

この資格はAV情報家電試験と生活家電試験に分かれており両方を合格すると資格取得となる。




目次

資格の種類

民間資格

家電製品アドバイザー試験の受験資格

誰でも受験可能

期待されるレベルは以下のとおり
・販売実知識、接客マナー、コミュニケーション力をもっている
・対象品目の基本動作原理、仕組み、上手な使い方、安全な使い方、禁止事項などに関する知識があり、わかりやすく説明できる
・設置・接客・セットアップ、調整などに関する基礎的な技術知識・ソフト業務知識があり、適切なアドバイスができる
・不具合発生時の一次対応ができる。また、故障と間違われやすい事象について、製品故障か使用方法の不適切か、ある程度の切り分けができる
・電気安全に関する基礎知識・関連法規の知識があり、適切な運用ができる
・家電リサイクル法、容器包装リサイクル法などの主旨と廃家電受付業務処理手順を理解し、実践できる

家電製品アドバイザー試験の受験料

【AV情報家電】【生活家電】各9,230円
2種目併願:15,410円(各税込み)

申込期間

12月~1月 6月~7月

申込方法

インターネット

家電製品アドバイザー試験の受験申込・問い合わせ先

一般財団法人 家電製品協会 認定センター
〒100-8939 東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル5F
TEL03-6741-5609
URL=https://www.aeha.or.jp/nintei-center/

試験日程

3月、9月
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡などの全国主要都市




家電製品アドバイザー試験の試験科目

【AV情報家電】と【生活家電】で、それぞれ〈商品知識・取扱〉と〈CS・法規〉の2科目が行われる

【AV情報家電】対象機器・項目:映像機器、音響機器、情報関連機器、通信技術ほか
〈商品知識・取扱〉AV情報家電製品の商品知識・取扱の理解度を問う
〈CS・法規〉・CSに関する知識 ・法規に関する知識

【生活家電】対象機器・項目:エアコン、換気扇、冷蔵庫、IHクッキングヒーター、洗濯乾燥機、照明器具ほか
〈商品知識・取扱〉生活家電製品の商品知識・取扱の理解度を問う
〈CS・法規〉・CSに関する知識 ・法規に関する知識(AV情報家電と共通)
※【AV情報家電】と【生活家電】の試験は併願が可能。両方の資格を取得すると【家電製品総合アドバイザー】になれる

家電製品アドバイザー試験の合格率

約35%

家電製品アドバイザー試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

資格取得により、家電製品に少しでも関わる業界への就職や転職・昇進などに有利になる。

また、家電は仕事上だけでなく私生活にも密接に関わってくる物となるためこの資格を取得していると家電の利用や購入の際に大きな助けとなる。

資格取得にかかる費用・期間

約3ヶ月程度で20,000円程度

資格取得後に有利な業界

家電量販店・電気店や家電と密接な関係にあるハウスメーカーで特に評価してもらえる。

また、ケーブルテレビ会社などAV情報家電などに関わる業界などでも人事上の評価が高まる。

次に取得すべきおすすめの資格

家電製品関連資格として、家電製品エンジニアの資格をとれば仕事上でも私生活においても役に立つ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

過去問を中心に繰り返し学習することが大事。

試験では過去問と同じような形式の問題が出題されることが多いが、選択肢に紛らわしい問題も多く含まれる。

そのため、テキストをしっかりと読んだ上で問題や選択肢を読み進みながら学習を進めていくことが王道で近道となる。

独学での合格は可能か

出題項目は3種類あり、難解な試験というわけではないがCS・法規の項目は比較的紛らわしい設問が多い。

そのため、準備する時間が少ない場合は通信講座などで効率よく勉強するのが良い。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めましょう。




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