ITパスポート試験の概要と合格率 | 独学・通信講座で資格取得は可能?

ITパスポートは、開発側やユーザー側などの視点に関係なくITを活用するすべての人に有用な資格であり受験者も多く非常に人気が高い。

現代では、仕事や私生活でITに関わることが当たり前となっているためこのほぼすべての人がITパスポート試験を通してITの総合的な基礎知識を身につけることが大きなアドバンテージとなる。

システム開発、AI、プログラミング、コンピューターの仕組みなどのITの基礎知識だけではなく経営戦略・財務・法務などの知識も学ぶことでき現代人にとって必須のスキルを得ることができる。

情報技術に関わるすべての人に受験してもらいたい資格と言える。




目次

資格の種類

国家資格

ITパスポート試験の受験資格

誰でも受験可能

ITパスポート試験の受験料

5,700円(税込)

申込期間

随時

申込方法

インターネット

ITパスポート試験の受験申込・問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構
〒113-8663 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15F
TEL03-6204-2098(ITパスポート試験コールセンター)
URL=https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitestCbt/index.html

試験日程

随時

試験地

全国主要都市(CBT試験会場)

ITパスポート試験の試験科目

情報技術を活用するために必要な共通的基礎知識が問われる
出題範囲は、ストラテジ系(経営全般)35問程度、マネジメント系(IT管理)20問程度、テクノロジ系(IT技術)45問程度の比率で出題される四肢択一の多岐選択式(120分、100問)、CBT方式

【ストラテジ系】
企業と法務(企業活動、法務)、経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)、システム戦略(システム戦略、システム企画)
【マネジメント系】
開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)
【テクノロジ系】
基礎理論(基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)、コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)、技術要素(ヒューマンインターフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ)
【合格基準】
1,000点満点で、総合評価点(分野別の合計点)と、分野別評価点がそれぞれ基準点(総合600点、分野別ストラテジ系300点、マネジメント系300点、テクノロジ系300点)以上で合格となる




ITパスポート試験の合格率

平均50%前後

ITパスポート試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

業務上では、ITの基礎知識を幅広く学ぶためPCやスマホなどのITを今までより効率的に活用して仕事ができるようになる。

実生活でもPCもしくはスマホを利用している人が大半のため、この資格を通してユーザー側の視点からITリテラシーを向上させて役に立てることができるだろう。

また、大変人気で知名度の高い資格のため就職や転職・キャリアアップに有効。

資格取得にかかる費用・期間

3ヶ月ほどで11,000円が目安

資格取得後に有利な業界

ソフトウェア、IT業界、一般企業のIT部門などほぼすべての業界で有利となる。

次に取得すべきおすすめの資格

基本情報技術者もしくは応用情報技術者がおススメ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

幅広くIT全般に関して問われる試験のため、自分の得意分野と不得意分野をまずは把握することが重要。

過去問などを一通り解いた後、苦手分野に時間を注力するのが効率の良い勉強方法となる。

独学での合格は可能か

全体としてはそれほど難しい試験ではないが、範囲が広いため自分の苦手分野は必ず出てくる。

苦手分野に対しては自分一人で勉強すると躓いてしまう場合もあるため、予備校の通信講座を利用するなどして苦手項目をなくしていくのが一番効率の良い勉強方法。

特に、開発系の設問に関しては馴染みが薄い人が多いと思うので質問できる環境などは用意しておいた方が良いだろう。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めましょう。




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