技術士試験の概要と合格率まとめ | 独学・通信講座で資格取得は可能なのか?

優れた技術者を評価し認定する国家資格であり、合格者は科学技術分野における高度な知識と技術的倫理を兼ね備える人材として広く認識される。

20の技術部門があり、それぞれの分野において第二次試験に合格した者は最高峰の技術者として業務を行うことができる権威ある資格。

試験の難易度は高いが、合格すれば専門的応用能力があると認められ大きなキャリアアップにつながる。

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目次

資格の種類

国家資格

技術士試験の受験資格

【技術士第一次試験(技術士補)】誰でも受験できる
【技術士第二次試験(技術士)】技術士補となる資格(技術士第一次試験合格者および指定された教育課程の修了者)を有し、次の①~③のいずれかに該当する者
① 技術士補として技術士を補助した経験が4年を超える者
② 第一次試験合格後、職務上の監督者のもとで、経験が4年を超える者
③ 科学技術に関する計画、研究、設計、分析、試験、評価、または指導業務経験が第一次試験合格前を含め7年を超える者
※総合技術監理部門の受験者は、上記よりさらに3年の経験年数が必要

技術士試験の受験料

【第一次】11000円
【第二次】14000円

申込方法

郵送

技術士試験の受験申込・問い合わせ先

公益社団法人 日本技術士会 技術士試験センター
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル9F
TEL03(3461)8827 URL=https://www.engineer.or.jp

試験日程

【第一次】10月中旬
【第二次・筆記】7月中旬
【第二次・口頭】11月下旬~翌年1月のうち指定された1日

※試験日程は変更になる場合があります

試験地

【第一次】【第二次・筆記】北海道、宮城、東京、神奈川、新潟、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
【第二次・口頭】東京(筆記合格者のみ)

技術士試験の試験科目

【第一次】全科目多肢択一式試験
基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識
適性科目:技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性
専門科目:20の技術部門(機械、船舶・海洋、航空・宇宙、電気電子、化学、生物工学、環境、原子力・放射線など)から選択した1部門に係る基礎知識および専門知識

【第二次】筆記試験・口頭試験(筆記合格者に対して)が行われる
〈総合技術監理部門以外〉
① 選択科目:選択科目についての専門知識・応用能力・問題解決能力・課題遂行能力
② 必須科目:技術部門全般にわたる専門知識・応用能力・問題解決能力・課題遂行能力

〈総合技術監理部門〉
① 選択科目:機械から原子力・放射線までの20の技術部門から選択した1部門に対応する、上記「①選択科目」「②必須科目」と同内容
② 必須科目:総合技術監理部門に関する課題解決能力・応用能力

技術士試験の合格率

約9%

技術士試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

難関資格である分、合格後の専門性の高さは業界内で認められやすい。

それぞれの分野毎に、昇給や社内キャリアアップなど大きくステップアップできる可能性が期待される。

資格取得にかかる費用・期間

約1年~2年で完全合格までには130,000円ほどが目安(通信講座利用の場合)

資格取得後に有利な業界

20の分野毎に試験が分かれているが、それぞれの分野における業界で大きく有利となる。

次に取得すべきおすすめの資格

それぞれの分野によって異なる

おすすめ勉強法・学習のポイント

第一次は選択式、第二次は口頭及び筆記試験のため深い理解や問題解決能力が試されることとなるため学習の際は量と質の両方を重視したい。

質の良いテキストと問題集を利用するのがおすすめ。

独学での合格は可能か

技術分野における難関資格であり、筆記試験と口頭試験があるため質問や添削サービスが受けられる環境を整えておきたい。

一人で勉強することに固執してしまうと、時間とお金がかかり遠回りしてしまう危険性がある。

独学でも合格できる可能性は全くないわけではないが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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