外務員試験の概要と合格率 | 独学や通信講座では資格取得は無理?

証券会社や銀行などで金融商品の売買を行う者が取得しなければいけない資格。

営業や窓口業務を行う人はほとんど取得しているが、それ以外でも取得を強く推奨されているため受験する人が多い。

財務分析や法律、経済や税制などを幅広く学ぶことになるため、金融資格の入門として必須でない人も是非とも取得しておきたい資格である。

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目次

資格の種類

民間資格

外務員試験の受験資格

誰でも受験可能

外務員試験の受験料

【二種・一種】8704円

申込期間

いつでも申し込み可

申込方法

プロメトリック(株)(http://www.prometric-jp.com)に申し込む

外務員試験の受験申込・問い合わせ先

日本証券業協会
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル
URL=http://www.jsda.or.jp/

試験日程

原則として月~金曜日(祝日・年末年始を除く)

※ただし、試験会場(テストセンター)によって異なるため、受験申し込みの際に確認する

試験地

全国の主要都市のプロメトリック(株)試験会場(テストセンター)

外務員試験の試験科目

出題範囲:「外務員必携」(【二種】は第1~3巻、【一種】は第1~4巻)を中心とした範囲、コンプライアンスに関する基本的かつ重要な事項など。出題範囲は以下のとおり

【二種】(試験時間120分)下記①~③についての基礎的知識
①法令・諸規則:金融商品取引法、金融商品の勧誘・販売に関する法律、協会定款・諸規則、取引所定款・諸規則
②商品業務:株式業務、債券業務、投資信託及び投資法人に関する業務、付随業務
③関連科目:証券市場の基礎知識、株式会社法概論、経済・金融・財政の常識、財務諸表と企業分析、証券税制、セールス業務

【一種】(試験時間160分)
上記①~③についての実務的、専門的知識
④デリバティブ取引:先物取引、オプション取引、特定店頭デリバティブ取引等
※解答の方法はパソコンへの入力方式。合否判定基準は以下のとおり

【二種】300点満点のうち70%(210点)以上得点した者が合格
【一種】440点満点のうち70%(308点)以上得点した者が合格

外務員試験の合格率

不明

外務員試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

証券会社や銀行などでは、営業や窓口はもちろんそれ以外の部門勤務でも必ず活かすことができて採用の際もアピールポイントになる。

難易度がそれほど高くない資格の割には評価が高めなので、コストパフォーマンスの良い資格ともいえる。

金融業界以外でも、経済や税制などの知識は活かしやすいので多くの社会人が受験しやすい資格。

資格取得にかかる費用・期間

1か月~3ヶ月で約20000円が目安

資格取得後に有利な業界

金融業界で有利となるが、この資格取得によって身につく知識はほとんどの業界でも役に立つことが多いので業界を問わず活かしやすい。

次に取得すべきおすすめの資格

二種を取得した場合は一種も目指したい。

取得後は、ファイナンシャルプランナーや証券アナリスト、簿記検定などの金融・会計資格にチャレンジして確実にキャリアアップにつながるようにしておきたい。

金融マンを目指す人なら、語学関連の資格を取得するのも強みとなる。

おすすめ勉強法・学習のポイント

選択式と正誤判断のみの出題形式なので、過去問など練習問題を解いて実力をつけていく方法が良い。

正誤判断は一見するとシンプルだが、ひっかけが出題されることもあるので問題文を注意深く読みながら解いていく癖は必ずつけておくことをおススメする。

しっかりしたテキストと問題集があれば、十分に合格できる試験なので焦らずに着実に学習を進めていこう。

独学での合格は可能か

二種は本屋などで問題集やテキストを一冊ずつ用意してやり込めば、独学で十分に合格できる。

一種は二種の応用編という位置づけになっているので、体系的に学べる講座などを利用する方が間違いはない。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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