福祉住環境コーディネーター検定試験の概要と合格率 | 独学・通信講座で資格取得できる?

超高齢社会をこれから迎えていく日本にとって、高齢者や体の不自由な人々に対してより暮らしやすい住環境を提案できるようにするための資格。

住宅業界・福祉業界だけでなく、自分が身につけた知識によって家族などが住みやすい環境で暮らせるようにもなる。

現在だけなく、今後の日本はさらに高齢化することがほぼ確実なため高齢者に対するビジネスチャンスが増え活躍が期待される。

→福祉住環境コーディネーター試験のおすすめ通信講座はこちら

目次

資格の種類

公的資格

福祉住環境コーディネーター検定試験の受験資格

【3・2級】誰でも受験可能
【1級】2級合格者

福祉住環境コーディネーター検定試験の受験料

【3級】4000円
【2級】6000円
【1級】10000円

申込期間

【3・2級】4月下旬~5月下旬 9月上旬~10月中旬
【1級】9月上旬~10月中旬

申込方法

インターネット・電話

福祉住環境コーディネーター検定試験の受験申込・問い合わせ先

東京商工会議所 検定センター
TEL03(3989)0777(土日・祝休日・年末年始を除く10:00~18:00)
URL=https://www.kentei.org/

試験日程

【3・2級】7月上旬 11月下旬
【1級】11月下旬

※試験日程は変更になる場合があります

試験地

全国各地

福祉住環境コーディネーター検定試験の試験科目

【3級】マークシート方式
①少子高齢社会と共生社会への道
②福祉住環境整備の重要性・必要性
③在宅生活の維持とケアサービス
④高齢者の健康と自立
⑤障害者が生活の不自由を克服する道
⑥バリアフリーとユニバーサルデザインを考える ほか

【2級】マークシート方式
①高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
②福祉住環境コーディネーターの役割と機能
③障害のとらえ方
④リハビリテーションと自立支援
⑤高齢者・障害者の心身の特性
⑥在宅介護での自立支援のあり方
⑦高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
⑧障害別にみた福祉住環境整備
⑨福祉住環境整備とケアマネジメント
⑩福祉住環境整備の進め方
⑪福祉住環境整備関連職への理解と連携
⑫相談援助の実践的な進め方 ほか

【1級】マークシート方式・記述式
①これからの社会に求められる福祉住環境整備
②福祉住環境コーディネーター1級の目標と役割
③地域福祉の推進と福祉コミュニティづくり
④地域で支える高齢者ケア
⑤地域で支える障害者ケア ほか

福祉住環境コーディネーター検定試験の合格率

【3級】9879人、56.0%
【2級】21840人、28.6%
【1級】389人、11.8%

福祉住環境コーディネーター検定試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

高齢者が多い現在の日本だけでなく、今後も高齢者の割合が増え続けることから有資格者に対する需要も大きくなる。

医療・福祉・建築について実践的な知識が身につくのがこの資格の特徴であり、2級以上の取得でより独占的な業務を行うことができるのが大きなメリット。

また、自身のためや家族のために知識を身につけておくという面でも有用な資格である。

資格取得にかかる費用・期間

約半年で50000円程度が目安

資格取得後に有利な業界

福祉業界や工務店、リフォーム会社などの住宅関連業界において大きくニーズが期待できる

次に取得すべきおすすめの資格

建築士や福祉用具専門相談員資格などがおすすめ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

マークシート方式の試験のため、過去問を中心に学習を進めるとよい。

ただし、試験範囲は幅広いためテキストの読み込みはある程度しながら問題集を解くというサイクルで勉強するのがおすすめ。

問題演習においては、自信を持って正解できた箇所は2回目の学習では飛ばして間違った個所や曖昧な箇所については重点的に復習していこう。

独学での合格は可能か

3級は独学でも問題ないが、2級の場合は合格率がそれほど高くはないため通信講座を利用する方が合格までの時間の節約になる。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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