電気工事士試験の概要・合格率まとめ | 独学・通信講座で資格取得できるのか?

電気設備・電気工作物の工事をするためには、電気工事士の資格を取得していないといけない。

国家資格であるこの資格を取得することによって上記の工事を独占することができる、いわゆる「業務独占資格」である。

電気工事の範囲によって第ニ種と第一種に分かれており、第二種は小規模な電気工事ができる。

第一種になると比較的規模の大きい電気工事に従事することができるので着実にステップアップできる資格。

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目次

資格の種類

国家資格

電気工事士試験の受験資格

【第二種】
上記:3月中旬~4月上旬 下記:8月上旬~中旬
筆記試験免除者対象の技能試験:9月上旬~中旬

【第一種】
6月中旬~7月上旬

電気工事士試験の受験料

【第ニ種】郵送:9,600円、インターネット:9,300円
【第一種】郵送:11,300円、インターネット:10,900円(各非課税)

申込期間

【第二種】上記:3月中旬~4月上旬 下記:8月上旬~中旬
筆記試験免除者対象の技能試験:9月上旬~中旬

【第一種】6月中旬~7月上旬

申込方法

書面・インターネット

電気工事士試験の受験申込・問い合わせ先

一般財団法人 電気技術者試験センター
〒104-8584 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル8F
TEL03-3552-7691
URL=https://www.shiken.or.jp

試験日程

【第二種】
〈筆記〉上期:6月上旬 下記:10月上旬
〈技能〉上期:7月中旬または下旬 下期:12月上旬

【第一種】
〈筆記〉10月上旬
〈技能〉12月上旬

※試験日程は変更になる場合があります

試験地

第一種、第二種ともに47都道府県で実施

電気工事士試験の試験科目

【第二種】
〈筆記〉
・電気に関する基礎理論
・配電理論および配線設計
・電気機器・配線器具ならびに電気工事用の材料および工具
・電気工事の施工方法
・一般用電気工作物の検査方法
・配電図
・一般用電気工作物の保安に関する法令
〈技能〉
・電線の接続
・配線工事
・電気機器および配線器具の設置ほか

【第一種】
〈筆記〉
・電気に関する基礎理論
・配電理論および配線設計
・電気応用
・電気機器・蓄電池・配線器具・電気工事用の材料および工具ならびに受電設備
・電気工事の施工方法
・一般用電気工作物の検査方法
・配電図
・発電施設・送電施設および変電施設の基礎的な構造および特性
・一般用電気工作物および自家用電気工作物の保安に関する法令

〈技能〉
・電線の接続
・配線工事
・電気機器・蓄電池および配線器具の設置
・接地工事
・電流・電圧・電力および電気抵抗の測定
・自家用電気工作物の検査ほか

電気工事士試験の合格率

【第二種】175,416人、36.7%
【第一種】48,824人、25.5%

電気工事士試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

2級、1級ともに独占資格のため取得すれば手に職をつけることができる点が大きい。

独占資格の場合、就職や転職の際に大きく評価されるため電気関連の仕事においては困らなくなるだろう。

就職・転職でなくとも、社内で手当てがついたり経験を積んで独立開業できたりするのもこの資格の特徴。

さらに、電気工事は実生活においても頻繁に関わる作業なので自宅で電気工事ができるようになるというメリットもある。

資格取得にかかる費用・期間

4か月~半年ほどで、31,900円が目安。

資格取得後に有利な業界

電力を必要とする施設のほとんどで電気工事士が活躍できるため、電気工事会社やビル管理会社などに就職して安定した職を得ることができる。

次に取得すべきおすすめの資格

電気主任技術者、電気工事施工管理技士、電気通信主任技術者、電気通信設備工事担当者などの資格を取得して電気関連の業務に精通するのがおススメ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

過去問や通信講座のテキストや問題集など、試験に頻出する論点に絞った教材を繰り返しやり込むことが重要。

また、技能試験は実際に工具などを使って練習することも合格のためには必須。

独学での合格は可能か

実際の電気工事を想定した技能試験もあるため、通信講座などを受講することをおススメしたい。

近年では受験者も多く人気の試験であるため、問題が難化している傾向がある。

自分だけの勉強で合格することは不可能というわけではないが、最短合格というのを考えると独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座・添削サービスの内容をチェックするところから始めよう。

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