中小企業診断士試験の概要と合格率 | 独学や通信講座で資格取得は無理?

企業の利益を上げるためにより良い経営改善や指導などを行う中小企業診断士。

経営のプロフェッショナルとして活躍できる資格として人気・評価が高い。

対象の企業は中小企業が多いが、大企業内で経営企画などの仕事をしたりコンサルティング会社で資格を活かすこともできる。

→中小企業診断士試験のおすすめ通信講座はこちら

目次

資格の種類

国家資格

中小企業診断士試験の受験資格

誰でも受験可能(2次試験は1次試験合格者のみ受験可能)

中小企業診断士試験の受験料

【1次】13000円
【2次】17200円

申込方法

郵送・窓口

中小企業診断士試験の受験申込・問い合わせ先

一般社団法人 中小企業診断協会
〒104-0061 東京都中央区銀座1-14-11 銀松ビル5F
TEL03(3563)0851 URL=https://www.j-smeca.jp/

試験日程

【1次】8月上旬の2日間
【2次】筆記:10月下旬の1日 口述:12月中旬の1日
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇(那覇は1次のみ)

中小企業診断士試験の試験科目

【1次】筆記試験(多肢選択式)
①経済学・経済政策
②財務・会計
③企業経営理論
④運営管理(オペレーション・マネジメント)
⑤経営法務
⑥経営情報システム
⑦中小企業経営・中小企業政策

【2次】1次合格者のみ
①筆記試験:中小企業の診断および助言に関する実務の事例1~4
②口述試験:筆記試験に、相当の成績を修めた者に実施される
※1次試験は科目合格制がとられており、7科目すべてに合格すれば1次試験合格となるが、一部の科目だけ合格した場合は科目合格となり、翌年・翌々年度の試験では、申請によりその科目の試験が免除される。
3年間で7科目の試験に合格すれば2次試験受験資格が得られる。
2次試験合格者で15日以上の実務従事または実務補習修了者は、中小企業診断士の登録申請ができる。登録の有効期間は5年間で、更新するためには有効期間内に以下を満たすことが必要となる。
①新たな知識補充のための理論政策更新研修、論文審査または研修の指導を5回以上行う
②診断実務に30日以上従事する

中小企業診断士試験の合格率

【1次】13773人、23.5%
【2次】4812人、18.8%

中小企業診断士試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

経営全般の知識を学ぶことができるため、資格取得後の仕事の範囲は幅が広い。

独立して経営コンサルタントとして活躍することもできるし、企業の経営に携わることも可能。

難関資格のため、会社員としても給与アップや手当の支給がされることも多い。

業務独占資格ではないが、汎用性の効く難関資格として評価されやすい。

資格取得にかかる費用・期間

200,000円~300,000円ほどで約1~3年程度が目安。

資格取得後に有利な業界

企業の経営企画や管理部門などで需要がある。

特に、外資系のコンサルティングファームなどでも知識を存分に活かすことができる。

経営に携わる業務に従事した上で独立するケースが多いので、キャリアアップがしやすい資格ともいえる。

独立しなくても管理職や経営陣に加わるためには有利になるケースも多いので持っておきたい資格。

次に取得すべきおすすめの資格

税理士や社会保険労務士などの資格を併せて取得すれば、企業の経営を分析した上で最適な税務アドバイスや労働関係の助言を行うことができるのでおすすめ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

経営全般に関することが幅広く出題されるが、過去問では類似の分野での出題が多いので過去問をまずは解いてみた上で特定の分野に力を入れるような学習方法がおすすめ。

独学での合格は可能か

過去問を分析することが重要となるが、予備校や通信講座などを利用すれば分析済みの問題集やテキストなどで勉強できるためおススメしたい。

選択問題のみの出題であるが、試験の難易度や科目の多さから個人の力だけで効率的に学習することは難しいと言える。

独学でも合格できる可能性はもちろんあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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