キャリアコンサルタント試験の概要&合格率 | 独学・通信講座では資格取得は無理?

労働者の職業選択に関して助言や指導などを行うことが主な仕事。

以前に比べて職業の種類や役割などが増え、職業選択の幅が大きく広がったことで人々の仕事選びの自由が増えた一方で迷う場面も多くなった。

キャリアコンサルタントは、依頼者や候補者のライフスタイルやキャリアプランに応じて最適な仕事選びを推進することで社会に貢献する役割を持つ。

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目次

資格の種類

国家資格

キャリアコンサルタント試験の受験資格

次の①~④のいずれかの条件を満たす者
①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
②労働者の職業の選択、職業生活設計または職業能力開発および向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
③「キャリアコンサルティング技能検定」の学科試験または実技試験に合格した者
④①~③と同等以上の能力を有する者
※経過措置として、2016年3月まで実施されていた「キャリア・コンサルタント能力評価試験」の受験資格である養成講座を修了した者は、2016年4月から5年間、受験資格が認められる

キャリアコンサルタント試験の受験料

【学科】8900円
【実技】29900円

申込期間

試験日の1~2か月前(詳細は登録試験機関のホームページで確認)

申込方法

インターネット・郵送

キャリアコンサルタント試験の受験申込・問い合わせ先

厚生労働省 人材開発統括官付 キャリア形成支援室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL03(5253)1111(内線5975) URL=https://www.mhlw.go.jp

試験日程

【学科】【実技論述】7月、11月、翌年3月
【実技面接】7月、11月、翌年3月
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、愛媛、福岡、沖縄

キャリアコンサルタント試験の試験科目

【学科】四肢択一、マークシート方式、50問、100分。合格基準は100点満点中70点以上。試験科目は以下のとおり
①職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
②キャリアコンサルティングの理論に関する科目
③キャリアコンサルティングの実務に関する科目
④キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
⑤キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目

【実技面接】記述式、1~2問、50分。逐語記録を読み、設問に解答

【実技面接】①ロールプレイ(15分) ②口頭試問(5分)
合格基準は論述試験と面接試験あわせて150点満点中90点以上

キャリアコンサルタント試験の合格率

49.4%

キャリアコンサルタント試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

キャリアコンサルタントは、それまでの人生経験や仕事を活かして活躍することができるため異業種からの転身がしやすいところが利点。

また、転職が段々と厳しくなってくる30代~50代への需要が比較的高い傾向があることから有資格者に対する一定の評価はある。

また、名称独占資格のため「キャリアコンサルタント」と名乗ることができるのは資格保有者のみ。

資格取得にかかる費用・期間

約4か月で10000円~30000円が目安

資格取得後に有利な業界

人材紹介会社や転職エージェント、大学の就職支援課など就職・転職の支援を行う企業や団体で大きく有利となる

次に取得すべきおすすめの資格

社会保険労務士などがおすすめ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

学科・実技の両方に合格する必要があるため、テキスト読み込みと問題演習を行うだけでなく面接対策やロープレ対策をすることが重要。

そのため、机に向っての勉強だけでは難しいため通信講座などで実技対策をしておくことが大事となる。

独学での合格は可能か

他の資格試験には珍しく面接試験が課されるため、講座を利用して実技対策をしておくことが圧倒的におすすめ。

自分だけでも学科は対応できるかもしれないが、実技は幅広い対応力が求められる。

独学でも合格できる可能性は一応あるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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