貿易実務検定試験の概要・合格率まとめ | 独学・通信講座で資格取得はできる?

貿易実務検検定試験は、貿易実務に関する知識とスキルを問う。

世界的な貿易の自由化に伴って貿易実務のエキスパートがますます求められる昨今において、この資格を取得することによって国際取引の分野においてレベルアップすることができる。

試験で問われる内容としては輸送機関・通関・外国為替・海上保安などの幅広い分野で、マーケティング、商談、契約、代金決済、信用状、クレームなど幅広い。

その分、勉強によって身につく知識も幅広く試験に合格している頃には貿易実務の知識が格段に上がっているだろう。

→貿易実務検定試験の通信講座の無料資料請求はこちら

目次

資格の種類

民間資格

貿易実務検定試験の受験資格

誰でも受験可能

貿易実務検定試験の受験料

【C級】5980円
【B級】7150円
【A級】12343円(各税込)

申込期間

1月上旬~2月中旬、3月上旬~4月中旬、5月上旬~6月下旬、8月上旬~9月中旬、10月上旬~11月中旬

申込方法

MHJストアから申し込み、願書はがき(郵送)での申し込み

貿易実務検定試験の受験申込・問い合わせ先

日本貿易実務検定協会事務局
〒163-0825 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル25F 株式会社マウンハーフジャパン内 TEL03(6279)4730 URL=https://www.boujitsu.com/

試験日程

【C級】3月 5月 7月 10月 12月
【B級】3月 7月 12月
【A級】7月

※試験日程は変更になる場合があります

試験地

東京、横浜、埼玉、千葉、名古屋、大阪、神戸、福岡、沖縄(試験日および級によって異なる)

貿易実務検定試験の試験科目

【C級】定型業務をこなす知識のある実務経験1~3年のレベル
・貿易実務(貿易と環境、貿易経済知識、貿易の流れ、貿易金融、貿易書類と手続き、貿易法務、通関知識、貿易保険、外国為替、マーケティング知識)
・貿易実務英語(取引交渉時のビジネス・レターの基本的表現、貿易書類やビジネス・レターの重要貿易英語)

【B級】貿易実務経験者の中堅層で実務経験1~3年以上のレベル
・貿易実務(C級の範囲、貿易と環境、WTO〈GATT〉、インコタームズ、信用状と信用状統一規則、貨物保険、貿易運送、簡易保険、PL保険、契約書、関税の知識、港湾知識、クレーム)
・貿易実務英語
・貿易マーケティング

【A級】貿易実務において判断業務を行うことができる実務経験3~4年以上のレベル
・貿易実務(B級の範囲、国をまたがる売買、国際物品運送、国際貨物保険、国際的な代金の決済、製造物責任、国際取引紛争の解決、国際条約と国内の貿易関係法、貿易と税務)
・貿易実務英語
・貿易マーケティング

貿易実務検定試験の合格率

【C級】56.8%
【B級】51.3%
【C級】38.9%

貿易実務検定試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

この資格の勉強を通じて貿易実務に即した知識を頭に叩き入れることになるため、グローバルな取引に強くなる。

最近では、一回の試験で20万人以上の受験申込がある資格になっておりメジャーな資格として認識されている。

そのため、企業からの評価も高くなっており在職中や就職活動において有利に働くことになる。

試験は難易度別にA、B、C級と分かれているため貿易実務においてどのくらいの知識とスキルを得たかというのがわかりやすくなっている。

昇進・就職・転職において汎用性のある資格として認識されており、国際取引業務に少しでも興味のある人には是非ともチャレンジしてもらいたい資格だ。

資格取得にかかる費用・期間

C級とB級は約一か月ほど。1級は約半年が目安。

費用は講座も含めて40,000円~80,000円ほど(レベル・通信・通学かによって異なる)。

資格取得後に有利な業界

商社や貿易、国際取引を行っている部門において就職や転職に際に評価してもらえるところが多い。

さらに言うと、グローバルな業務を展開している業界なら採用担当者の目に留まる資格だろう。

次に取得すべきおすすめの資格

税関業務を中心に従事する通関士がおすすめ。

税関関連業務は貿易実務と密接にかかわるため、通関士と貿易実務検定を取得すれば国際取引業務において相乗効果を発揮する。

おすすめ勉強法・学習のポイント

B級及びC級は選択問題のみのため、通信講座などの問題集及びテキストを何度も繰り返すことによって合格率は確実に上がる。

A級は記述問題もあるため、テキストの読み込みなどをして理解することに多少時間をかける方が良い。

合格率はA級でも40%近いため、設問も素直なものが多い。

問題集とテキストを暗記するつもりで学習すれば、努力した分だけ成果はでやすい試験。

独学での合格は可能か

C級は1週間ほど問題集をやり込んで合格する人もいるため独学でも十分だろう。

B級の場合は人によっては難しいと感じる人もいるため、講座利用も視野に入れた方がいい。

A級は選択式に加えて記述問題もあり難易度もB級からは数段跳ね上がるため、講座利用を前提に学習計画を立てた方が良い。

通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

→貿易実務検定試験の通信講座の無料資料請求はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次