介護福祉士試験の概要&合格率 | 独学・通信講座で資格取得は可能?

高齢化社会が持続していく中で、国民の福祉向上を目的として介護能力を認定する資格。

介護福祉士は現在とこれからの日本に爆発的にニーズが増えることが予想されるため、資格取得者は介護業界では給料アップや手当の支給をされることが多く評価が高い。

国家資格であり、名称独占資格でもあるため高い専門性と需要を持ち合わせた万能資格とも言える。

目次

資格の種類

国家資格

介護福祉士試験の受験資格

資格取得には、介護福祉士国家試験に合格する必要がある。
受験資格は次のとおり。受験申込時に受験資格に応じ、実務経験証明書、実務研修修了証明書、卒業証明書などが必要。

①3年以上介護等の業務に従事し、実務者研修を修了した者(実務者研修は450時間。受講済みの関連講習により時間数軽減あり)
②介護福祉士養成施設を卒業した者
③福祉系高等学校(専攻科を含む)で所定の教科目を修めて卒業した者
※制度改正により、②の介護福祉士養成施設を2022年3月までに卒業する者については、卒業後5年間、介護福祉士となることができる




介護福祉士試験の受験料

15300円

申込期間

8月上旬~9月上旬

申込方法

【筆記】1月下旬
【実技】3月上旬

介護福祉士試験の受験申込・問い合わせ先

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 1-5-6 SEMPOS(センポス)ビル
TEL03(3486)7559(試験案内専用) URL=http://www.sssc.or.jp/

試験日程

【筆記】1月下旬
【実技】3月上旬
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

【筆記】北海道、青森、岩手、秋田、宮城、福島、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

【実技】主要都市

介護福祉士試験の試験科目

【筆記】
①人間の尊厳と自立
②人間関係とコミュニケーション
③社会の理解
④介護の基本
⑤コミュケーション技術
⑥生活支援技術
⑦介護過程
⑧発達と老化の理解
⑨認知症の理解
⑩障害の理解
⑪こころとからだのしくみ
⑫医療的ケア
⑬総合問題

【実技】(筆記試験合格者のみ)介護等に関する専門的技能
※実技試験は介護技術講習を修了することで、申請により免除される




介護福祉士試験の合格率

約73.7%

介護福祉士試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

介護・福祉業界では介護福祉士の評価はとても高く、昇給や昇進などもしやすい傾向がある。

また、介護福祉士の人手は常に不足しており、されに高齢社会になる今後は職にほぼあぶれない資格と言われているため就職や転職において大きく有利になる。

資格取得にかかる費用・期間

30000円~50000円ほどで約半年~1年が目安

資格取得後に有利な業界

介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイケアセンターなどの介護業界だけでなく病院などでも需要が高い。

介護業界は資格保有者がかなり優遇されることもあるため、正社員になれる可能性も高いと言える。

介護に関わる仕事であれば取得しておくことはプラス材料しかない。

次に取得すべきおすすめの資格

介護支援専門員や社会福祉士などがおすすめ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

択一式の問題なので、過去問を中心に学習をしていくのが良い。

学校や実務経験者が前提の試験であるため、合格率は70%台と高めなので良質なテキストと問題集があれば合格できるだろう。

独学での合格は可能か

合格率は高めであるが、効率の良い学習をするための教材が欠かせないため通信講座をおすすめする。

比較的長い期間での学習になることが多いため、一人では挫折してしまう人もいるので予備校や通信講座を利用して学習環境を整える方が良い。

費用対効果を考えると、通信講座などを利用した方が時間と費用は抑えられるだろう。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。




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