介護事務管理士試験の概要と合格率 | 独学や通信講座で資格は取得可能?

全国の介護施設などで介護報酬の請求業務に従事し、時にはケアマネージャーの業務補佐をしたりするのが介護事務管理士の仕事。

需要が拡大している福祉・介護業界では関連する事務業務におけるスペシャリストが求められている。

こうした背景から、業界の事務を担う能力のある介護事務管理士が評価されるようになり専門職として積極的に採用される傾向がある。

実際に介護などを行う人材だけでなく、事務側の人材も不足しており業界全体として人手不足であるため有資格者は仕事に困りにくいといった側面が大きい。

ヘルパーステーション、訪問看護ステーション、特別養護老人ホームやグループホームなど、近年では介護サービスを提供している施設が多様化しており様々な環境で仕事ができる人材が必要とされている。

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目次

資格の種類

民間資格

介護事務管理士試験の受験資格

誰でも受験可能

介護事務管理士試験の受験料

6500円

申込期間

受験実施月の前月末まで

申込方法

インターネット・コンビニ・郵送

介護事務管理士試験の受験申込・問い合わせ先

技能認定振興協会
〒108-8210 東京都港区港南1-7-18 A-PLACE品川東6F
TEL03(3864)3559 URL=https://www.ginou.co.jp

試験日程

年6回
奇数月の第4土曜日
※試験日程は変更になる場合があります

試験地

技能認定振興協会の指定会場
受験申請のあった専門学校、各種学校など

介護事務管理士試験の試験科目

試験時間は【実技】【学科】併せて2時間

【実技】
介護給付費明細書の作成:居宅サービス、施設サービス(3枚)
介護給付費明細書の点検(1枚)

【学科】
マークシート・択一式(10問)
①法規
介護保険制度、介護報酬の請求についての知識

②介護請求事務
介護給付費単位数の算定、介護給付費明細書の作成、介護用語についての知識

※実技・学科1種目のみの受験は認められない
なお、実技・学科共にテキスト、ノートなどの資料や計算機を使用しての答案作成が認められている(ただし、計算機を除く電子手帳などの電子機器は使用できない)
合格基準:学科試験70点以上、実技試験70%以上

介護事務管理士試験の合格率

59.6%

介護事務管理士試験対策の通信講座

あり

この資格をとるメリット

高齢化社会がさらに加速化しているため、介護事務管理士を含む介護関連の有資格者への需要は高く全国どこでも勤務ができるという利点がある。

また、介護実務を行う仕事は年齢を重ねると体力的に厳しくなってくるが事務管理士は知識が重要となるため資格取得によって介護実務から事務職へとシフトできるという利点もある。

将来性が高く、人の役に立つ充実感が魅力の資格なので取得のメリットは多い。

資格取得にかかる費用・期間

約4か月で40000円が目安

資格取得後に有利な業界

介護サービスを提供している施設や業界のほぼすべてで有資格者は有利となる

次に取得すべきおすすめの資格

介護実務関連の資格も併せて取得するのがおすすめ。

おすすめ勉強法・学習のポイント

学科試験は選択式であるが、実技は実際の業務を想定した明細書の作成などが出題されるため通信講座などで慣れておくことが必要。

学科試験においても、簡単な試験ではないため問題演習を中心に行う一方でテキストも一通り丁寧に読んでポイントを押さえておくことが大事となる。

問題演習を行う時は、間違えた問題や曖昧な解答をした問題については必ず復習をしてできない問題を一つ一つ潰していくことが大事。

独学での合格は可能か

学科試験だけなら独学も比較的しやすいかもしれないが、実技にも必ず合格しなくてはならないため通信講座などを利用した方がよい。

合格率は50%ぐらいなので難関試験というほどではない一方で簡単でもないため、講座を利用して時間と長い目で見た費用を節約するのが賢い方法と言える。

独学でも合格できる可能性はあるが、自分ですべて準備するとなるとかなりの時間と手間がかかるため、独学はおすすめしない。

その点、通信講座なら試験対策のためのテキスト・教材が用意されているので、自分のペースで効率よく学習でき、最短合格も可能。

合格の可能性を最大限に高めるためには、1日でも早く試験対策を始めるべき。

まずは通信講座の内容をチェックするところから始めよう。

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